お葬式のしおり
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悲しみがもたらす身体への影響
政府が、配偶関係別生命表というものを作成しています。
それによると、伴侶がいる人と比較して、死別した人の平均余命、つまりあと何年生きられるかを予測する指標は、男女とも1〜2年短いのです。
伴侶を失い遺された人は,比較的短命だということです。
たかが1〜2年の違いと思われるかも知れませんが、そこに含まれる意味を考えると簡単に見過ごしてしまうわけにはいきません。この差の原因となるものは何なのでしょうか。

その答としては、二つあるように思われます。

一つ目は、死別という体験自体が、遺されたものに大きな「衝撃」を与えるということ。
二つ目は、死別後の生活や生き方に問題があるということです。

これらについては東京都老人総合研究所がかつて調査した結果がありますので、それをもとにご紹介していきます。

一つ目の「衝撃」についてみてみましょう。男性にとっても女性にとっても、心に大きな衝撃を受けることによって、同時に身体的にも大きな影響を受けるのです。
この影響によって起こされる心身の病状には、なかなか寝つけない、眠りが浅いなどの「不眠」症状を約 50%の人達が経験しています。また40%の方が「疲労感」を感じています。
「肩や首のこり」を感じる人も30%おり、それとほぼ同数に「食欲不振」と続きます。
次に
  白髪の急増(24.5%)、
  便秘・下痢(23.9%)、
  動悸(22.3%)、
  倦怠感(21.7%)
  めまいやふらつき(20.7%)、
  頭痛(20.1%)、
  持病の悪化・体調の崩れ(19.6%)、
  血圧の上昇(19.0%)
とつづきます。



症状の出方はこのように人によってさまざまですが、約80%の人達が何らかの症状をうったえています。亡くなった配偶者はもう決して戻ってはきませんから、この症状は長びくことになります。その結果、その人の免疫力を低下させ、身体の病気を誘発させることになっていきます。このようにして、 死別の衝撃が健康状態に悪影響を及ぼし短命にしているようです。
この文章・図表については、「夫・妻の死から立ち直るためのヒント集」(三省堂刊)「配偶者を喪なう時」(廣済堂刊)共に河合千恵子編・著により構成しました。

各内容は、一般的な状況を前提としておりますので、個々の条件には合致しないこともあります。自分の状況に応じたくわしい内容を知りたい場合は、該当の相談 窓口や専門家におたずね下さい。
(この項目の情報提供:ウィドウ・サポート協会/ほほえみネットワーク)


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