お葬式のしおり
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日常生活の変化と男女の違い
伴侶を亡くされた人達が短命である二つ目の原因についてみてみましょう。

通常、夫婦は夫として、妻としての役割を分担し合いながら生活しています。ところが片方の伴侶が亡くなると、遺された者はその分まで担わなければならなくなるわけです。専業主婦だった人が遺されると、 職業人への大変身は並大抵のことではありません。そして、職業人としてと同時に家庭での主婦業も今まで通りこなしていかなくてはならなくなるわけです。

アンケートにより、伴侶が亡くなって日常生活で困ることを尋ねてみると、回答の内容については、男性と女性では大きな違いがあります。

男性の場合は、50%近くの人が「日常生活が不自由になった」、35%の人が「家事が負担になった」と 回答し、「生活が不規則になった」「健康管理が不十分になった」と20%以上の人達が回答しています。 日々の生活技術に乏しい男性の場合、何がどこにあるのか、何をどうすればよいのかさえもわからないことが多く困ってしまうのです。

それでは女性の場合はどうかというと、確かに生活技術はありますが、一 緒に食べてくれる人がいなくなった状態では食事を作る気力が湧いてこないというのです。時間がきたので、しかたなく何か食べなければという状態で日を送っているのです。「不用心になった」という点が24%である以外は全体的に日常生活上の困難は感じていないようですが、食事面 に見られるような全体的な気力の低下が長期に渡れば、夫婦で生活している人に比べて短命になるのは十分に考えられます。

この文章・図表については、「夫・妻の死から立ち直るためのヒント集」(三省堂刊)「配偶者を喪なう時」(廣済堂刊)共に河合千恵子編・著により構成しました。

各内容は、一般的な状況を前提としておりますので、個々の条件には合致しないこともあります。自分の状況に応じたくわしい内容を知りたい場合は、該当の相談 窓口や専門家におたずね下さい。


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